去る11月29日に「second season」収録スタジオにて、各アニメ誌・各媒体による合同取材が行われました。「second season」に向けた皆さんの意気込みなど、興味深い内容盛りだくさんでしたので、ここでその模様を皆さんにご紹介いたします!
――まずは皆さんから、『second season』にかける意気込みをお聞かせください。
能登:『first season』が結構賑やかな感じだったので、『second season』でも和気あいあいと賑やかに楽しくやっていけたらいいな、と思っています。

川澄:『second season』になって、より一層バタバタした感じに…(笑)。キャラクターたちの個性が強いので。福山さんに引っ張ってもらってます。

置鮎:なんで?(笑)

川澄:福山さんは、嵐を呼ぶ男です(笑)。そんな感じで、一丸となって頑張ってますので、ご期待ください。

斎藤:新キャラクターがたくさん増えて、また『first』とは違った『ブラボー』が見れるのではないかなと思っております。『first』からやっているので、キャストもいい感じに好き勝手にやらせていただいてます。すごく楽しいです。

倉田:この現場は、もうみんなすごいボケキャラばっかりなんですよ!

(一同、笑いながら「違う」など)

倉田:ホントに! 私と置鮎さんが、グイグイ引っ張って

(一同笑)

倉田:…引っ張っている現場なんで。例えばミハルちゃんがボケッとしたセリフを言っている時に、(川澄)綾子ちゃんが、全然違う事で、すごいとんでもない発想をしてる時があって、それを後ろで見ているのが、すごい楽しい現場です。

置鮎:誰も見られねーよ(笑)

(一同笑)

倉田:…だから、完成した物もすごい愉快だと思うんですけど、その裏には更に隠された、すごいいろんな戦いがあるんですよ(笑)。…戦いじゃないね、面白い世界があるワケです。『ああ、アフレコ現場はこんなに楽しそうなんだ』という想像して、羨ましがっていただければいいなと。

(一同笑)

置鮎:参加させろよ(笑)

倉田:それぐらい楽しい現場なので、まぁちょっとエッチなところもありますけれど、エッチなところだけでなく、いろんな意味で楽しんでいただけると思いますので、更に頑張って戦い続けていきたいと思います(笑)

松岡:いやー本当に、こんな現場なんですよ。仲いいメンバーばっかだし、すごい幸せな空気が流れている中で、楽しい作品に参加させていただいて、とっても幸せです。リサの役どころは福山の妹なので、…さっき『嵐を呼ぶ男』と紹介されてましたが、私は比較的、福山の餌食にはならないので、高みの見物をしております(笑)

(一同笑いつつ「おぉ」「そうだぁ」など)

松岡:というワケで、ただひたすら雪成さんをゲットするために、追いかけているんですが、…この力は一体最後にどうなるのか、私も最終回はまだ分からないので、どこまで行けるかとても楽しみにしています。リサの黒魔術に乞うご期待!

置鮎:『second season』に入って、ようやっと収録もいい意味でみんなの余裕が出てきたのかなと思います。話に関しては…ちょっとお色気シーンも多かったり…しますね(笑)。…そういうシーンも売りの1つ…なんでしょうか?(笑)

(一同笑)

置鮎:女子の目が冷たいんですけど(笑)。『first』のように校舎や空が映ったりすることは、多分なくなるんじゃないかとは思いますけど(笑)

(一同「工事中とかなくなるんですか?」「湯気もなくなるんですか?」「通行止とかも…」「おおーっ」「大胆!」など)

置鮎:まぁそういうところも注目だし。お色気シーンでない、ドタバタシーンでも、前回に増して…(周囲に)ねぇ、聞いてる?(苦笑)

(一同、「湯気なし!」など話し合っていたが中断)

置鮎:そういうところも楽しんでいただければと思います。あと『second』から入って来る久川(綾)さんだったりとか、終盤に向けての謎解きになるんじゃないかと思います。収録の方は結構進んでいて、多分この取材が記事になって雑誌に載る頃には、もう終わっていると思いますが、それまで全力投球したいと思います。
――前作(『first〜』)との比較で意識されてることなどありましたら、お教えください。
能登:雪成は…出番減った気がする(笑)

(一同笑)

能登:『second season』は、今のところ緩やかで…結構『first season』の方がビッシリ喋ってることが多かったかなと。その分新しい人が入って来たりとか、お話も学校を離れたりとかしておりますので、あまり自分を見失わないように。

(一同笑)

能登:後、気を抜くと、女の子っぽくなってしまうので、それは引き続き気をつけます。自分の存在感を見失わないように、頑張ってます。

斎藤:なんか(雪成)エッチになったね。

松岡:あー、なった!

置鮎:もともと設定、そうなんでしょ?

能登:女性に興味はあるけど、触れない…っていう。

置鮎:そう。

川澄:なんかでも、それを表に出すようになってきたね。

置鮎:ああーっ、そうか

能登:頑張ることが多くなりましたね。『second season』では。ミハルちゃんを助けなきゃ!とか、桐絵を福山の魔の手から守らなきゃ!とか。そういう男らしい面っていうのは、『first season』よりも出てきたかなと思います。

川澄:ミハルは…何も変わってないと思います(笑)。(一同笑)

川澄:変わるような子じゃないと思うので。いつでも、こう何か食べ物を口にしてたり。多分、彼女はもう出来上がっちゃってるんだなと。ミハルの気持ちは、みんなのことが大好きという一方で、でも雪成が特別っていうエピソードもあって。かと思うと、やっぱりみんなのことが好きっていう話があって。そういう、つかみ所のないところがミハルの良さかなぁと。こういう不思議な娘を彼女に持つと大変だよと、このアニメを見て学んでください(笑)

(一同爆笑)

斎藤:桐絵は、雪成のことを諦めたんじゃないかな?と、思うんですけど。最初の頃は雪成の事が好きだけど、素直に言えないって感じだったんですけど、最近は、ミハルちゃんとくっつけば?という感じになってきたかなという気がします。私なんか、福山と(桐絵が)くっつけばいいかなとかいう気持ちに、最近なってきています。

(一同「おおー」など)

斎藤:結構いい感じのエピソードもあったりして。それで良いのでは?と思うのですが。

置鮎:(福山って)たまにいい人になるよね。

斎藤:そうそうそうそう! 『first season』の時はもう、ホントに最低!って思ったんだけど(笑)。『second』ではこう、結構いいヤツっぽいエピソードもあったりとかするので。福山と桐絵というペアが出来ることが『second』では多い気がしますね。だから桐絵が誰を好きかというと、…多分雪成だとは思うんですけど、『second』になると応援する側に回った感がありますね。…あ、『first』の時は毎回(セリフの)『地獄シリーズ』があったんですけど、結構体力使うんで、『second』では温存してます(笑)

倉田:コヨミは、男性が怖い事は改善されていないんですけど(笑)。『first season』の時は異世界…他所から来た子というイメージが強くって、彼女が馴染んでいくという過程があったと思うんですが、『second season』ではみんな家族みたいな感じで。みんなでドタバタしたり、トモカとペアを組んだり、割と、みんなと親しくなった感じがあります。雪成にもそんなスゴイ拒否反応とかなくて。福山さんのことは怖いですけど。

置鮎:すいません。

倉田:…(その言葉を受けて)ねぇ。みんなに、割と近くなったなぁと感じます。

松岡リサは、地球人なのに魔法が使える不思議な子なんですけど。…最初はホントにワガママで高飛車で、高慢ちき系の私の得意とするところのキャラだったんですけど。

(一同笑)

松岡リサも、回を重ねるごとに、いい人っぷりがジワジワと出てきて。疾風・小雨を使って雪成さまを独り占め、を企んでいたはずが、なんかこう、ファミリーの中に入ってるみたいな感じもします。なんとなく、友達としてみんな集まってるみたいな。そんな雰囲気もあるので、なんか歳1つ幼いのに、何気に馴染んでるリサがまた可愛いなと、思っております。もう確執とか無くなりそう(笑)

置鮎:福山は相変わらずテンション高く…まぁ、ヤツがキレないと、殆ど話が進まないので。何かを起こす火種になって、みんながシッチャカメッチャカになるという。各々のポジションもちゃんと決まってるんで、その辺もバランス良く回ってるんではないかと思います。さっき何人かの人の意見にもありましたけど、ちょっといいヤツになりつつあるエピソードも、チラホラありますよ。
――視聴者のみなさんに、これからの展開とか、こういうところに期待してほしいといった部分がありましたら、お教えください。
置鮎:謎解きになる人物は出てるんだけど、まだ(途中だから)謎自体が分からないんだよね(苦笑)

川澄:毎回毎回、ちょこっとだけ…。

倉田:1話完結で。
――では謎解きは置いておいて、ここに注目してほしいという形で。
能登:この勢いは最後まで無くならないと思うので、見てくださる方には、そういう勢いだったり、楽しいところだったり、ちょっとお色気なところだったり…見てくださる方それぞれの楽しみ方で、最後まで見ていただければなと思います。

川澄:1話1話、さまざまな事件が起こったり、いろんな場所に行ったり、いろんなイベントがあったりします。普通に温泉行くだけじゃないし、普通に卓球するだけでもないので(笑)、楽しみにしていただきたいと思います。

斎藤:『GIRLSブラボー』の良さは、なんか、あんまり深く考えずに、ああ楽しいんだなと見ていただけることだと思うので。これからもしかして(『second』の未収録な)後半はシリアスになるかもしれないんですけど、でもやっぱり肩の力を抜いて、楽しく見ていただくのが一番いいんじゃないかなぁと思います。そういう意味では、毎回毎回いろんなお話があって、いろんな人が出て来て、また楽しくワイワイガヤガヤやっているので、なんかストレス発散みたいな気持ちで見ていただけるといいなぁと思います。

倉田:いろんな意味で…その、激しいお話だと思うので、その激しさを楽しんでいただければいいのではないかなと思います。はい。

松岡:…えっと、ポップでキュートで、ちょっとセクシー…。

(一同、「おおっ!」と感心)

松岡:…な、作品だと思います。お好きな方はたくさんいらっしゃると思いますので、是非楽しんでください。

置鮎:単純に楽しんでもらえればいいと思います。ドタバタが中心になると思いますけども。収録中でちょっと面白かったのは、あの…ガヤのあるシーンで、トモカをやってる斎藤彩夏ちゃんが『なんじゃこりゃ』って言っている…(笑)

(一同爆笑)

置鮎:…ので、まぁ視聴者の方からも同じ言葉が出ればと(笑)、思います。はい」

(一同、「なんじゃこりゃ」等言いながら笑いつつ)


――はい、みなさんどうもありがとうございました。
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